物件見学、妄想捏造連載小説

今日は、黄金様と東京の大家さんと3人で隣街の家を見に行きました。ボロかったけど、お買い得だなと思いました。その後3人でスパゲティーを食べながらギャースカ話しました。

妄想捏造連載小説      リアルエステート仮面    

 ・本小説はフィクションです。登場人物は全て架空の者です。内容については一切の責任を取りません。

 リツコは泣きながら、アイスを食べていた。夜11時、家に帰る道は真っ暗で、車のヘッドライトが眩しい。

「クソー‼️あのハゲ親父……超ムカつく。ナーニガ、君は優秀だから、このぐらいの仕事は朝飯前だろ。じゃねんだよ‼️」

リツコは上司から帰りがけに、面倒な仕事を押し付けられたのだった。アンケートの集計。しかも1200枚。

「自分は帰りやがって‼️クソー‼️穴に落ちやがれ‼️朝飯前の仕事は朝頼めよっ‼️」

リツコは確かに優秀だった。大学は国立大学を出て、弁もたつ。行動力も抜群。ただし、一言多い上に可愛げというものが無かった。現在35歳になるが、彼氏は3年ぐらい居ない。最後の彼氏が最後に言った言葉は映画でも小説でも漫画でも良く使われる陳腐なものだった。

「君は強いから、俺が居なくても大丈夫だろ?でも、彼女は………」と言いかけたところで、飲んでたコーヒーを頭にぶっかけた。あちーチチ‼️何すんだよ‼️と叫ぶ男にテーブルを足で蹴って男の方に思いっきり倒し、ギャー‼️っと店じゅうの人が振り返るほど叫び走って店を後にした。ムカついたので、男の実家とアパートにピザ12枚と寿司14人分を各々注文してやった。ムカつくことがあると、良く、その光景を思い出した。

「ただいま〜…………」家の玄関を開けると母親が出てきた。

「ヤット帰ってきたわ。ねえリツコ、話があるのよ〜〜」「何?」「実はね弟が出来ちゃたのよ〜〜赤ちゃん。」「はあ⁉️」「だから、彼女と結婚するの‼️」「へ〜〜。おめでとう…………」「本当だったら、あんたが先に結婚するのが普通なんだけどさ。」「うるせ〜な~~~」「オ~~~~~~コワイ」「はあ、疲れて帰ってきたのにケンカ売ってんのかよ‼️」「まあまあ、でね……2階のあんたの部屋、開けてくんない⁉️で、1階の3畳の物置になってるとこに移動して欲しいのよ〜〜」「はあ⁉️」「だって、あんた寝に帰ってくるだけじゃ無いの‼️」「……………」

仕事でヘタレた上に家でも居場所がない。リツコは就職したての頃の花々しさはどこに行ったのだろうと思いながらリビングのソファーに座った。「あんた、そこで寝ないでよ〜〜‼️それと、スグに化粧落としなさいよ。スゴイ顔よ。」「……………」リツコはノロノロと立ち上がり、自分の部屋に入った。ベッドに倒れこむと、色々考えなきゃと思いながら、そのまま寝てしまった。

つづく

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「物件見学、妄想捏造連載小説」への8件のフィードバック

  1. 面白いデス!リフォーム出来るし、絵も上手で何でも
    出来るのですね!!
     明日は天気良いのですかね?こちらはかなり降ってますよ~

    1. 油屋様、ありがとうございます‼️
      こちらも今は雨ですが明日はピーカンの予報です‼️ビールが美味しいという予報でした。

  2. はじめてコメント致します。
    福岡で兼業大家をしております。
    リアルエステート仮面、
    今日から始まったんですか?
    ハッチャケ具合がものすごく面白いです!
    つづきが読みたくなりました。
    小説家デビューも夢じゃないかもですよ!!

    1. クビポン様、ありがとうございます‼️最後まで考えたんですがけっこう長いので頑張ります‼️

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